反ワクチンとかオーガニックママとか陰謀論者とかの気持ちがわかる

私は別に反ワクチンでもオーガニックママでも陰謀論者でもない。 ワクチンは打ったし、農薬使用ハウス栽培には助けられているし、近頃の地震地震発生装置のせいではないと思っている。

それでも、彼らの気持ちが少しわかる。 多数派や正論側に「そうじゃないと私は思うんですが」と話しかけたとたん、待っているのは有無を言わさないという強い意志を感じる言葉のドッジボール。 「お前は間違っている」 「科学が証明している」 「無知の馬鹿者」 もちろん、こうは言われない。でも、そういっているのではないかと感じてしまうのだ。 それほどまでに圧が強いのである。 相手の圧が強いと、こちらも対等に話し合うために強く出なければならないと思ってしまう。 そして、行き着く先はこちらの疲弊と逃亡である。 そこに建設的な話し合いはない。

反ワクチン、オーガニックママ、陰謀論者。 上記に限らないが、世間から疎まれる人は元々その意見や立場を強く主張していたわけではないのかもしれない。 周囲が建設的かつ穏やかに話し合ってくれないから、言葉を硬化させるしかなかったのではないか。

外部からの圧力、つまりストレスによってひずみが生じて心を硬化させてしまったのなら、その硬化を和らげてあげたい気もする。 もちろん元に戻る確証はない。というか、戻らない可能性が高い。 私もそういった経緯で性格が歪んでしまったであろう人が上司になったせいで適応障害を発症したので、和らげることはできないと思うが。

思いやるコミュニケーション、取っていきたい。 まぁ、多数派や正論側がなぜ強い言葉で応対してしまうのかもわかるけどね。