その言い方が良くないって言いたい
今日は復職面談のために東京に出張。
産業医と社員と自分の3者面談。
具体的に何が原因でストレスがたまったのかを聞かれたから、上司や先輩のたまに見せる圧のあるような言い方や文面がストレスになると答えた。
と言っても、それはごく一般的にありうるコミュニケーションの範囲ではある。それは自分でもわかっている。
それでも、それがストレスだった。相手に十分に言えない、言い返せない。双方向のコミュニケーションにならない。それがストレス。
けれども、産業医も社員もそこが理解できなかったようだ。よくある話だし、別にパワハラとかでもないと。
そんなもの、そりゃそう。こっちだってわかっている。だからこそ誰にも言えずに抱えてしまったんじゃないか。
パワハラだと明白なら言質取って突きつけた。正当な手段に出れた。そういうレベル感ではないから自分の中にため込んだしまった。
言っても理解されない。わかっていた。
なんなら、産業医の物言いも好きじゃなかった。
「確かに人間関係は仕事の上であると思いますが、それでも仕事に行くことが重要なわけです。仕事に行かないというのは相当なことです。なぜ仕事を休みたかったんですか?」
このように聞かれた。
正直、腹が立つ。なんでこっちが休みたくて休んだみたいな表現をするのか。訳が分からない。
「休みたかったから休んだわけではありません。休まなければならなかったから休んだんです」
と答えた。そうしたら社員が
「話が平行線になっている。ちゃんと産業医の話を聞きなさい。『休まなければならなかった』、それは『休みたかった』でいいじゃないか」
と口をはさんできた。
いい訳がないだろう。意味が変わってくる。わかってないのかこの人は、とイライラした。
何ならその社員も
「『適応障害だから現職復帰は難しい』というが、そんなのあなたが変わっていかなければならない」
と言ってきた。それは本人だけが言っていいセリフだろう。適応障害の原因が自分だけにあるかのような言い方はやめてほしい。
このように、正直なところ建設的な話し合いではなかった。向こうの要求をただこちらが飲む、そんな結論だった。
たぶん、結論ありきの話し合いだったのだろう。向こうだって仕事だ。
こういうことを我慢してニコニコ顔を張り付けて生きるから辛いのだ、きっと。
わかってもらえない。きちんと話し合ってもらえない。
彼らは余裕がないのだ。自分と同じで。